Resonance Existence Music
私たちは、
音楽を表現の手段とは考えない。
音楽は、
人間が扱うために与えられた道具ではない。
むしろ私たちのほうが、
音の生成という現象に参加させてもらっている。
音は、
人間より先に存在し、
人間のあとにも続いていく。
私たちはそれを「使う」のではない。
一瞬だけ通過させてもらう。
音楽は感情の説明ではない。
思想の装置でもない。
社会へのメッセージでもない。
それは、
人間を超えた秩序の断片である。
私たちは、
音楽を理解したとは言わない。
音楽の全貌は、
おそらく誰にも知られない。
だからこそ、
触れ、試し、揺らぎ、
変化し続ける。
音楽は進歩の対象ではない。
しかし、私たちは変わり続ける。
その変化の過程で、
音楽に近づこうとする。
近づくことが、
私たち自身の更新になる。
REMは、
新しい様式を提案しない。
音楽に対する立場を選ぶ。
人間中心ではなく、
音楽中心であるという立場を。
技術は目的ではない。
完成も目的ではない。
理解も目的ではない。
目的があるとすれば、
より良い人間へと変わり続けること。
そのために、
音楽の場に身を置く。
音楽は私たちを従わせる。
私たちはそれに応答する。
その往復の中で、
まだ見ぬ響きが立ち上がる。
REMとは、
音楽の未来を決めることではない。
音楽が人間をどこへ導くのか、
それを試し続ける姿勢である。
私たちは完成しない。
音楽も完成しない。
だから続ける。
Resonance Existence Collective
studio m&g